湘南から地方公務員がお届けします!

湘南エリアに勤務する地方公務員のしゅーが日常をお届けします。

公務員なのに総合商社?配属先ってどうやって決まるの?

みなさんおはようございます!こんにちは。しゅーです。

 

今回は再び地方公務員の制度的な面について書いていこうと思います!

市役所っていろんな仕事がありますよね。

ある自治体の説明会では「総合商社」という言葉を用いてました。確かに入ってみるとそんな感じだなと思います。福祉もあればインフラもあり、システム系や環境関係…本当に多岐に渡ります。

では、そんな中で自分が職員として配属される際の配属先はどう決まるんでしょうか?

 

  1. 新採用時の配属先決定
  2. 人事異動による配属先決定

この2つに分けて書いてみようと思います!

あくまで私が人事にいた際の経験と周りの人たちの話から書いていきますのですべての自治体に当てはまるとは限らないので、その点だけご注意ください。笑

 

1.新採用時の配属先決定

まず1番最初の配属先です。

スタートするのに1番重要ですよね。私もドキドキしたことをはっきりと覚えています。

まさか公務員になって最初の配属先が人事だとは夢にも思わなかったです…。面接でも一言も言ったことなかったですし💦笑

配属先を決めるにあたって参考にしていることは●点あると思います。

  1. 面接時の受け答え
  2. 本人の希望配属先
  3. 学生時代に学んでいること・資格等
  4. 入庁までの経験(勉学を除く。)
  5. 庁内の状況

これを総合的に勘案して配属先が決定されていると思います。私に当てはめると、、、

  1. →ここは主観なのでなんとも…
  2. 子育て支援、教育
  3. 法学部(特に労働法と行政法)
  4. 母校で顧問補助、教員免許取得
  5. 人事部門に若手男性不在

こんな状況でした。人事では採用と労務管理をメインに仕事を行なっていました。おそらく3〜5はまさにぴったりだったのだと思います。

人事は割と激務な部署でした。残業も多く庁内外からの風当たりもやや強め、新制度への移行を控える…という点もあり、体育会系で体力自慢を全面に面接で押してたのも影響していたと思います。

 

特に最初の配属先は、その職員一人ひとりの公務員人生を左右すると考えています。初期配属で仕事の進め方を覚え、基礎の部分を作るものだからです。

そのため、私の所属する役所では慎重に考えていました。人事の部課長と採用担当者が意見交換も何回も行いました。配属先でこう活躍してほしい!という思いも、入庁後の研修で伝えたりもしてましたね。

こんな感じでしっかりと根拠と思いを持って新採用時の配属先は決定されます。採用担当をしていた身からすると、全然希望と違う…と思っても何らかの期待や想いがありますので前向きに取り組んで欲しいなと思います!

 

2.人事異動による配属先決定

これは正直ブラックボックス感あります。自治体によっても大きく違うでしょう。多くの場合は年に1回若しくは半年に1回程度、職員に対して調査をかけているところが多いと聞きます。

  • 異動したい?
  • 今の業務は向いてると思う?
  • どこに異動したい?
  • なんで?

のような内容が主な内容になります。ここで自分が来期からはこんなところで、こんな活躍をしたい!将来はこんな職員になりたい!という想いをぶつけることができます。

この内容を書いて上司と面談するというところも多いようです。

こういった本人の意向も重視しながら、その自治体の重要な施政方針、総合計画の進捗状況などを勘案して決定していくということになりそうです。

私自身の話で言えば、私はこの調査に教育委員会で働きたいと書き続けています。しかし、未だ実現はしていません。笑

前回移動するときに人事の課長に呼ばれて、面談をしました。色々話はしましたが、来年再来年と法改正(定年延長、個人情報保護法、デジタル関連)が控えているから法務部門で力を発揮してほしい。といったことを言われました。

重要施策ではないですが、市として取り組まなければならないことに原課での経験者を配置したということですね。

なので必ずしも意向が通るとは限りませんが、それぞれ適性やスキル経験を考慮して配置されてるんだなぁと感じたところです。

なので配属とは違ってもやはり、そういう意味でモチベーションを保ちながら仕事はできています!

なかなか適性がないと感じたりすると難しさはありますけどね💦

 

ということで配属先決定について書いてみました。

本日はこの辺で!また!